チュニジア回想録❾
ヘンナお菓子?!

10 Nov 2017

妹ハウラの婚約セレモニーに触発されて?!

なんだかトントン拍子で私達の婚約式の話が持ち上がった、予想外のチュニジア旅行。

それは親戚のおばあちゃんからの強い希望からでした。

次にいつ私達に会えるかもわからない...(_ _).。o○

結婚もしてないのに同棲なんてけしからーん!

てな事で、形だけでも親戚を呼んで婚約の誓いをしよう!という事になったのです。

しかも決めた日の3日後‼️

それも日本に帰る5日前( ̄∇ ̄)

急いでドレス探しをするも見つかるわけありません。探してる時間があるなら作ってしまえ!とラドママお得意の即席ドレス作りが始まりました。

その間、私たちはシャハダ(شهادة)の段取りを。

実は日本のモスクでシャハダも婚約の誓いを済ませていた私たち。

「チュニジアでいう“付き合う”と日本でいうそれは意味が全然違うんだ」

「一緒に住むってなったらモスクで誓いを立てないと」

みたいな事をラドや周りのチュニジア人に説明され、

「じゃあ、せっかくだから正装してプチ婚約式をしよう♡」

となったのです。

そう、これが出会ってから3ヶ月目の出来事。

スピード婚約とはつまりこの事でした(#^.^#)

チュニジアの回想録ですから、手短にお話しすると...

まず、東京近郊に住むムスリム&ムスリマさんにおなじみの代々木上原にあるトルコジャーミーに連絡をし、「シャハダ」(شهادة 信仰の告白)の予約を入れました。

そして大塚モスクに移動し、私の友達、ラドの友達を呼んで、イマームと呼ばれるイスラム教の指導者の前で「ニカーフ」(نكاح 結婚)の式を執り行ったのです。

かーなーり本格的(´∀`*)

何回もせんでええのでは?

とも思いましたが、夫の国で正式にしたかったのもありますし、何回したっていいんですからね(´∀`*)

早速チュニジアでシャハダをする為に夫と2人でエル・メディナに向かいました。

モスクに入ると大勢の国際結婚カップルがシャハダの順番を待ってたんです。

ドイツ人男性とチュニジア人女性

スウェーデン人女性とチュニジア人男性

などなど

皆さん緊張した面持ちでイマームの前で

「ラーイラーハイッラッラー」と唱え、

正式にあなたはムスリマorムスリムです!となると周りから沸き起こる「マーシャアッラー」(素晴らしい!)「マブルーク!」(おめでとう!)などの歓声。

ついに私たちの順番が周ってきて、夫ラドを通して私に質問が。

「なんでシャハダを?」

「夫に強要されたのではなく、ちゃんと自分の意思なのか?」

と偽装結婚などではない事を確認すると、

「では私に続けてこう唱えなさい...ラーイラーハ...」

と言っていたらしいのですが、もう何回もしているシャハダの言葉はしっかり頭の中に刻み込まれておりましたので、

スラスラーーーッとイマームを無視して唱えてしまいました٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

すると

「マーシャアッラー、貴方たちは偽りがこれっぽっちもないって事がわかったよ」

と感嘆するイマームさん。

そして続けてラドを見つめながらこう言ったのです。

「うん...君の顔を見ればわかるよ。なんていうか、すごい“良い人オーラ”で溢れてる」

ブ━。:+((*′艸`))+:。━ッ!!!!!

確かにラドって人相から優しさがにじみ出てるかもww

全ての方のシャハダが終わったところで、

他のカップルの保護者として来ていたチュニジア人ママさんからもビズをもらえたり、一気に場が和やかに。

ムスリマ認定を下さったチュニジア人イマームさんとも記念写真♬hhh

モスク近くの出店でホブズを買って、車の中で食べながら帰宅。これが忘れられないくらいおいしかった...(●´ω`●)

帰ってすぐラドママの仕事部屋へ直行し、採寸とドレスイメージの相談。

時間的に本当にシンプルなものしか出来ないけど、少しでも華やかになるように一所懸命目を細めて作って頂きました(ˊ̥̥̥̥̥ ³ ˋ̥̥̥̥̥)♡merci maman!

3日後って急に決まった式ですが、夏で多くの親戚・いとこ達・友達が帰省していたので、

なんと!!!

100人程の招待客がラドの家に集まってくれたのですW(`0`)W

みんなヒマよねぇ...って

うそうそ、私の家族も友達もいない中、こんな大勢の人に祝ってもらえる事になり感謝の気持ちでいっぱいです♡

そしてラドがどんだけ沢山の親戚・友達達から愛されているのかを知って、とても誇らしくなりました(*´꒳`*)

女友達にチュニジア流の化粧をしてもらい、ラドママが作ってくれた衣装に身を包み、ザグリート(RRRRRの舌鳴らし)の喝采が舞う中を降りていく...

階段の下で待っているディカプリオの元へ...

あ、それタイタニック(o゚ェ゚)・;'.、ブッ

ふふふ、でもラドの豪華な実家だと気分はまさにそんな感じ♡

ニコニコ微笑むラドの元へ歩み寄り、観客の待つヴェルサイユ宮殿の庭園へ。

はい、気分はまさにこんな感じって事www

式はもちろん夜に行われましたが、ライトやテーブル席等をまたレンタルしたのでパーティームードのお庭。

気分が舞い上がっていたのと、緊張してたのもあって、式の段取りはよく覚えておりませんhhh

指輪の交換をして、夫婦として認めます...

って誓い合ったのは覚えてます。

ってこれ婚約じゃなくて結婚じゃないの(((o(*゚▽゚*)o)))

そうです。宗教的には「付き合う」宣言なんてないので「結婚」の宣言になりますね。

事務的な申請は一切していないので、気分は婚約💍

ハリウッド映画みたいに、ひざまずいてはくれませんでしたけどっ( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

ただ宗教的には正式な結婚、これがチュニジア家族(特に高齢のおばあちゃん方)が待ち望んでいた事!

豪華な飾りにセッティングされていた婚約指輪。

可愛らしいチョコレートのようなお菓子のカタマリと一緒に。

式の最後に夫婦一緒に食べるんだわ♡なーんて食いしん坊な事を考えていたら、

ラドママがそのカタマリを手でぎゅっと取り、私の手に押し当てるではないですか(・∀・)

なになに???食べるんじゃないの?!

ってラドに聞くと、

。・゚・(´∀`*)゚・・。ヴァノヽノヽノヽノヽノヽノヽノヽ 

「akoちゃんお腹すいてるの?」って大笑い。

し、失礼な...!!!

周りの人にも私のおバカな発言を説明し、

皆さんの失笑を買った花嫁...。゚(゚´Д`゚)゚。

厳かなムードもコントの舞台となってしまいました。

ちゃんちゃん♬

って実はこのお菓子だと思ってた正体は、ヘンナ。

消えるタトゥーとも呼ばれる、染料です。

ハディースによるとヘンナは預言者ムハンマドもよく使っていたもので、天国にもある植物と言われてるんです。

なんで結婚の儀式で使われるようになったかは分かりませんが、文化ってことで私の手のひらにもヘンナでまんまるの色がつきました。

このヘンナを固定するバンドも可愛らしい♡

こんな感じで急きょ決まった私たちの結婚(婚約)お披露目会は終了致しました。


また今度ちゃんとした結婚式をしよう!と心に誓って早5年...

いつかしたいなぁと思いつつ、この願望もどんどん薄れつつあります。

恐るべし夫婦生活の熟年感...(=´∀`)人(´∀`=)

無事に式を終え、残るチュニジアでの滞在は、ナブール、ハマメットで過ごす事に。

この珍道劇はまた次回♬

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