チュニジア回想録❸
デトックス効果抜群⁈ 断食体験談

19 Oct 2017

旅の疲れを取るため、早速プールでひと泳ぎ〜

初日は断食をお休みし、自由を楽しむ私たち☀️

し・あ・わ・せ(*´ー`*) ❤︎

リラックスしながらも、夜から始まる断食修行に備えて、小まめに水分を取るよう心がけてました。

ところで皆さん、イスラム教の断食って一体何ヶ月、1日何時間すればいいのかご存知でしょうか?

ラマダンって言葉、「断食」だと思ってる方多いと思います。

実は断食を意味するのはラマダンではなく、サウム(صَوم)

韓国語だとケンカって意味に聞こえるサウム。サウナじゃないよ(笑)

じゃあラマダンは何か?と言うと、イスラム教が軸にしているヒジュラ暦の名前なんです。

1月、2月の数字に当たる言葉。古文に出てくる、睦月、皐月とかと同じに考えると分かりやすいかも。

数字じゃなくて英語のようにそれぞれの月に名前がございます。

日本も古文の月名だったら素敵なのに…

って余談はさておき

 

アラビア語で1〜12月は…

wikiをご参考ください(*´∇`*)(笑)

私も今調べて初めて知りました、他の月の名前w

ラマダンって一番ラマダンっぽい気がします(´∇ノ`*)オホホホホ♪(意味不明w)

 

それだけ世界中で定着しているイスラム教、唯一の月ラマダン。ヒジュラ暦で9番目の月となります。

このヒジュラ暦、一般的なグレゴリオ暦から約10日差があります。だから断食する月も毎年ずれていくんですね。

ちなみに今日の日にち(2017年10月19日)は…

Muh 28, 1439 なんだか見慣れないですね。

Muharram月はヒジュラ暦の1年の中で最初の月なので、今年が始まったばかりとなります。

世間ではもうすぐ2017年も終わりますが…

ラマダン≠断食という事が分かったところで、なんでそういう誤解が生まれたかといいますと、

断食(サウム)はラマダン月に行う事、と宗教上決められているからでして、

だから「ラマダン月に入った」=「断食(サウム)のスタート」となるんですね。

もう一つ気になるのは、ラマダン月の1ヶ月は絶食するのか?という大きな誤解。

まさかこんな誤解する人いるわけないでしょう??!

はい、小学生の頃そう勘違いしておりましたakoです(๑╹ω╹๑ )

「かわいそうに、インドの子達は1カ月もご飯抜きなんだよ!わーーーーん。゚(゚´Д`゚)゚。」って何故かインドの子達に同情してました(笑)

実は日の出から日没の間が真の断食タイム。

そっか!朝早く起きて、朝ご飯食べて、お昼抜いて、夕飯を待ちゃあいいわけね!なんだか思ったより楽勝かも。

と思いきや、日の出の時間って案外めちゃ早いじゃないのよー!

深夜3時くらいに朝ごはん食べるんで、毎日夜食を盛り盛り頂くわけなんです。

太るんじゃ?血糖値上昇したまま就寝って不健康?!とか気になるところ。

デトックスどころか…毒素溜まりそう…

こんな事考えちゃアカンそうです。宗教的に。

断食する事によって得られる良い部分に目を向けるとか、そもそも良いも悪いも理由なんて考えちゃダメなんだと。

神様がしなさいと言うのだから、つべこべ言わず従う!それこそ正しい道!

と聞かされ頷きつつも、気になる脱水症状やら血栓やらΣ(-᷅_-᷄๑)倒れたらどうしよう…と思っていたら、ラマダン月初日にラドの妹ハウラが貧血バタン!

((((;゚Д゚)))))))

大丈夫か、私?!?!

もちろんルールがあって、病人、お年寄り、子ども、妊婦、生理中の女性は免除?

なのに最近のチュニジアと言ったら、カフェでお茶をしていた女性が警察に叱られるという事態が発生したり、普通にご飯食べてた男性が叩かれるというトンデモナイ事件がಠ_ಠ

そもそも、お茶してた人も妊婦かもしれないし、病気かもしれないじゃない?

それに、断食するかしないかはあなた次第。神様が罰を下すか下さないかは神様次第。強要するのはあまりにも無茶な話ですー。

断食して初めて感じるのは、毎日食べ物にありつける感謝と食べ物に飢え苦しむ人たちの気持ち。

だから断食をするんだね、と理由付けするのはよろしくないとの事。

でも頭に浮かぶのは食へのみなぎる感謝( ᵒ̴̶̷᷄ д ᵒ̴̶̷᷅ )

と、食べ物なしでは生きていけないんだと悟る絶望感というか、人間の弱さ…

ヨガの先生が言う「自分の体の声に耳を傾けましょう」って超LOHAS的なこの言葉が初めて理解できた瞬間でした。

はい、先生!ぐーぐー悲鳴をあげてます。私の体!!!

長く感じた1日目の断食ももうすぐ終わり。

ラドママと妹ハウラはせかせかとChakan El Fatr(شقان الفطر)の準備。

一般的にはIftar(إفطار)と呼ばれる、日没後初めてとる食事の事をチュニジアでは上記通り、

シャカンファトルと呼びます。

定番メニューはサラダメシュイアとブリック。

 

チュニジアの春巻き、ブリック(ファティマの指)

あんこは卵、じゃがいも、チーズ、ケーパー、オリーブ、ツナorチキンなどなど

サラダメシュイアは直訳すると、焼き野菜のサラダ。


たっぷりオリーブをかけて頂きます。

 

久しぶりに口にする水が体中に染み渡る…

プハーーーーっ(≧∇≦)

水って美味しいね!!!

自由に食べたり飲めたりするって本当に幸せだよぉぉぉ*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*

と感動したと同時に気付く絶望感( ゚д゚)
はい、これあと1ヶ月続きますよ〜ふぁいてん!!!

む、無理です先輩! (;゚;ж;゚; )ブッ

とは言いつつ、誰もが断食中という環境下に置かれるとやらざるを得ない。

これって神様の為に、とか宗教を守って、とか理由じゃないから評価ゼロ。ポイントゼロだよ、とラドに言われましたけど(*´-`)

頑張りましたよ、、、、、10日間(笑)

というのも、チュニジアに着いたのはラマダン月の終盤。

11日間だったらきっとギブアップしていたかもしれません。

これを楽しみながら、軽々とこなしちゃう我が旦那を始め、世界中のムスリム&ムスリマの方々、本当にすごいと思います。

それこそ本物の信仰心なのではないでしょうか。

辛いと感じた時にふと感じるのは、「世界中のイスラム教徒が頑張ってるんだ」という顔も知らない人々との一体感。

私だけじゃない!と思うと、冷蔵庫の扉を開ける抑止力となるのでした。

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